「大日本帝国はアジア解放のために戦った!」
そんなふうに思い込んどるウヨちゃんが多くて心配やねん。
ウヨちゃん自身のことも心配やし、
世界から信頼されとる日本の立場が失われてしまいそうで心配や。
そこで、ビジウヨの語る歴史が真実かどうか、
ウヨちゃんに代わって調べてみることにしたで。
今回は、太平洋戦争開戦の引き金となった
旧仏印(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)の地に焦点を絞るな。
めっちゃ長くなるけど、時間があるときにぜひ最後まで読んでクレメンス。
【目次】
そんなふうに思い込んどるウヨちゃんが多くて心配やねん。
ウヨちゃん自身のことも心配やし、
世界から信頼されとる日本の立場が失われてしまいそうで心配や。
そこで、ビジウヨの語る歴史が真実かどうか、
ウヨちゃんに代わって調べてみることにしたで。
今回は、太平洋戦争開戦の引き金となった
旧仏印(現在のベトナム・ラオス・カンボジア)の地に焦点を絞るな。
めっちゃ長くなるけど、時間があるときにぜひ最後まで読んでクレメンス。
【目次】
- そもそも「反植民地主義」だったのか
- 大東亜共栄圏とは何か
- インドシナ侵略 その支配構造
- 日本軍の行動はどう評価されていたのか
- 日本の侵略がインドシナに強いたもの
- 平和裏の進駐だったのか
- アメリカに石油を止められたからやむなく南進?
- ナチスドイツの侵略に呼応
- 対アジア政策 その実態
- 南進の目的は資源を領土ごと奪うことだった
- 日本がインドシナ3国を独立させた?
- 降伏後の日本兵はベトナム独立のために戦った?
- 結論
- 付録 ラオスの教科書
出典・参考
- 「『自存自衛』と大東亜共栄圏の本当の意味」1945年への道(YouTube)【おすすめ】
- 「『ネット右翼』は日本に何万人いるのかを測る、ひとつの試み」古谷経衡(現代ビジネス)
- 「ファン・ボイ・チャウの手紙」(国立公文書館『日越外交関係樹立45周年記念プロジェクト』)
- 「日仏協約報告ノ件附勅語協約文写」Ref. A06050089300(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「南洋群島現勢要覧」南洋庁(1927年1月)/国立国会図書館デジタルコレクション(書籍ID:000007993595)
- 「南洋諸島占領問題及日本国民の期待に関する件」(1914年11月27日)/外務省「日本外交文書デジタルコレクション」大正3年 第3冊「11 独領太平洋諸島占領一件」
- 「国策ノ基準」Ref. B02030157900(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「基本国策要綱」Ref. C12120084200(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「世界情勢の推移に伴ふ時局処理要綱」Ref. C12120237300(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「松岡、アンリー正式交渉開始ヨリ妥結マデ」Ref. B02030669000(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「仏領印度支那ノ共同防衛ニ関スル日本国「フランス」国間議定書」Ref. B02032439600(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「情勢変化ニ応ズル仏印処理問題 第一巻(昭和17年11月16日から昭和18年1月26日)」Ref. B02032976000(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「佐藤大佐の申入れ」(1940年7月12日)/「仏印海派書信機密第5号、別紙(其ノ1)」Ref. C12120103900(国立公文書館アジア歴史資料センター)
- 「(昭和十六年)七月廿五日。/断腸亭日乗」永井荷風(断腸亭日乗Wiki)
- 『アジアからみた「大東亜共栄圏」』内海愛子・田辺寿夫(梨の木舎)
- 「西貢地方に於ける対日感情及一般情勢」Ref. C14121110900(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 『戦時下仏印におけるフランスの対日協力 1940〜1945年』立川京一(防衛省 NIDS 防衛研究所)
- 『写真週報 181号』Ref. A06031077600(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「南方施策促進に関する件」Ref. C12120202400(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「南支軍〇〇時〇四分発電報」(1940年9月27日)Ref. B02030671300(国立公文書館アジア歴史資料センター)
- 「情勢の推移に伴ふ帝国国策要綱」Ref. C12120183800(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「昭和16年7月23日野村大使発豊田外務大臣宛公電五五〇号」Ref. B02030715700(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「7月24日第41回連絡会議 仏印進駐、対米国交調整、泰国大使館の件」Ref. C12120250200(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「日独伊三国同盟成立」大阪毎日新聞/1940年9月28日(神戸大学附属図書館公式ウェブサイト)
- 『写真週報 137号』Ref. A06031073200(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「対独、伊、蘇交渉案要綱」『大本営政府連絡会議 議事録 其の一』杉山メモ(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 『写真週報 167号』Ref. A06031076200(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 『大和民族を中核とする世界政策の検討 第3分冊』書誌ID:000009607026(国立国会図書館デジタルコレクション)
- 「南方占領地行政実施要領」Ref. C12120152100(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「占領地軍政施行に関する基礎要綱」Ref. C14060097900(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 「大東亜政略指導大綱」Ref. B02032973300(国立公文書館アジア歴史史料センター)
- 『ベトナムの日本軍(キムソン村襲撃事件)』吉沢南(岩波ブックレット)
- 『写真図説 日本の侵略』アジア民衆法廷準備会編(大月書店)
- 「マスタードム作戦」Wikipedia(英語版)
- 『アジアの教科書に書かれた日本の戦争 東南アジア編』越田 稜(梨の木舎)
コメント
コメント一覧 (203)
インドネシアはそんなこと言って言論弾圧したりしないし
あいこ
がしました
また倒してやるから
あいこ
がしました
無理せず健康に気を付けて毎秒投稿しろ
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
ええ歳したおっさんおばさんのネトウヨに一から社会常識教えなあかんねん
これならまだチンパンに芸仕込む方が楽やろ
あいこ
がしました
あいこ
がしました
「思う」と「考える」は違うぞと。
あいこ
がしました
あいこ
がしました
ちなみに、当方も他所のサイトで「大日本帝国 東南アジア 進出」で色々調べたことがありまして「1945年への道」という良サイトにたどり着きました。
あと、今回は仏印が主題なんで外したようですが、「蘭印(現在のインドネシア)における日本軍政の功罪」という防衛省の研究機関が作成したレポートも出てきます。
功と罪が同じぐらいか、罪の方が少し多く記載しています。
ご参考まで。
あいこ
がしました
世界が韓国を尊敬している!(笑)
いやあチョーセン人の妄想はおもしろいですね!
あいこ
がしました
こういうのは日本だと党派 vs. 党派みたいな、どうせ奴ら話が通じないんだからみたいな説得を放棄したギスギスしたものになりがちだけど、ちゃんと笑いも入れてそこを放棄してないのがいい。
ネトウヨに限らずカルト的な信者を脱洗脳する一番の方法は信じたがっている自分を自覚できるようにしてやることらしい。
ネトウヨはエヴァンゲリオン世代と被っていると思うので、あれを上手事フックに利用できれば内省と自己分析でネトウヨを卒業できる方向に誘導できるんじゃないかなと個人的に思うんですがね。
あいこ
がしました
あいこ
がしました
だから旧軍やトランプ、プーチンに憧れるのかな。エセマッチョイズムに。
あいこ
がしました
イザベラバードの著書では、韓国女王は褒められているんだよね
あいこ
がしました
韓国に沢山いる自主的な大日本帝国の奴隷らにこれを翻訳して見せたくなりました。
あいこ
がしました
あっ、コメントするとこ間違えたやで。
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
意外なことにあの百田尚樹大センセイも、『日本国紀』で大東亜戦争の侵略性を二転三転する論述の中で無意識のうちに認めてしまっています
以下はその『日本国紀』からの引用文と該当ページです
「日本がアメリカとイギリスに対して同時に開戦したのは、オランダ領インドネシアの石油を奪うためだった」(P.385)
「そしてこの戦争の主目的であったオランダ領インドネシアの石油施設を奪うことに成功した」「結論を言えば、日本はせっかく奪った油田から、多くの石油を国内に輸送することができなかったのだ」(P.389)
「「大東亜戦争は東南アジア諸国への侵略戦争だった」と言う人がいるが、これは誤りである」(P.391)
「そもそも石油を確保するために始めた戦争であったにもかかわらず、完全にその目的を見失っていた」(P.396)
「日本が戦争中、東南アジアの諸国に進軍し、一時的に占領したことは事実だ」(P.447)
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
あいこ
がしました
日本はインドシナを解放したのか?という問いについてだけど、日本は直接的に解放をしたわけではないけど、大東亜戦争が解放の原動力になったのは間違いないと私は認識しています。
この記事では、日本人が書き記した文書を元に考察をしているようですが、それを元に議論することがそもそも間違いなんですよね。
なぜかと言うと、日本人が残した文書は『日本人が書き記したもの』であって、『インドシナに住んでいた人々の言葉ではない』からです。
例えばですが、学校で子供が、いじめっ子からいじめられていたとすれば、その苦しみは、いじめられた子供にしかわかりませんよね?
いじめっ子が、いじめられている子供の苦しみなんてわかるはずがないのです。
この記事では、日本がいじめっ子で、インドシナがいじめられっ子というポジションに当てはまります。
それなのになぜ日本人の記した文書だけで議論しているのでしょうか?いじめっ子の証言からは、いじめられた子供の苦しみは絶対に分かりませんし見つけられないのです。
では、当時のインドシナの人々の苦しみはどうやって知ることができるでしょうか?
それは簡単です。
『大東亜戦争 評価』を検索エンジンで検索してみると答えが書き記されたウェブサイトがいくつも出てきます。
その内容を見てみると、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、スリランカ、ミャンマー、シンガポールの首相や元首相、大統領、元外務大臣、元上院議員、歴史学者などの意見が掲載されています。
◆◆つづきます
あいこ
がしました
ありがとうございます
当時の政府の本音と建前がよくわかった
それにしてもプロパガンダって熱くなれるようにようできとんな
ワイが当時に生まれてたら絶対忠国臣民と化して「大義のためいざ戦わん」とか言ってたわ
あいこ
がしました
ルーズベルトは日本を追い出す前からインドシナの国連信託統治化を要求していた。インドに至っては日米開戦前からチャーチルに独立を要求していた。
https://www.mtholyoke.edu/acad/intrel/fdrct.htm
あいこ
がしました
アメリカは自由フランス政府に仏印の独立(信託統治)を要求していた。
あいこ
がしました
侵略あったのなんて明らかなんだから一方の言説だけ改めたってなんの発見もないやん
あいこ
がしました